自由にカスタマイズできるStable Diffusion WebUIで画像生成したいのに、自分のパソコンでは導入できないと諦めていませんか?
そんなときは、クラウド上でStable Diffusion WebUIを利用できる、ConoHa AI Canvasがおすすめ。
しかし、次のような疑問を持っている方も多いでしょう。
- 専門知識がなくても本当に使えるの?
- 料金はどのくらいかかるんだろう?
- 自分で作ったモデルや拡張機能は使える?
ConoHa AI CanvasはStable Diffusionを使える画像生成サービスで、専門知識がなくても手軽に始められるメリットがあります。
今回は、ConoHa AI Canvasの特徴から料金、使い方まで詳しく解説します。
オンラインの画像生成サービスで満足できなくなった方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
ConoHa AI Canvasとは?5つの特徴

ConoHa AI Canvasは、GMOインターネット株式会社が提供する画像生成サービスです。
ConoHa AI Canvasの特徴となる以下5つのポイントについて解説します。
- Stable Diffusion WebUIで画像生成できる
- 登録してすぐに使い始められる
- クラウドストレージに保存できる
- 拡張機能に対応しカスタマイズ性が高い
- 商用利用できる
1. Stable Diffusion WebUIで画像生成できる

ConoHa AI Canvasは、人気の画像生成AIであるStable Diffusionが使えるWebUIをブラウザ上で手軽に利用できるサービスです。
Stable Diffusion 1.5や2.0、XLといった複数のモデルが初めから入っており、目的に応じて自由に切り替えられます。
高速で多くの画像を生成したいときは1.5を、高品質な画像を生成したいときはXLを、それぞれ利用すると良いでしょう。
使用するWebUIは、Automatic1111とComfyUIのどちらかを選べます。
2. 登録してすぐに使い始められる

ConoHa AI Canvasの大きなメリットの一つは、導入の手軽さです。
Stable Diffusion WebUIは自分のパソコンに導入することも可能ですが、高性能なグラフィックボード(GPU)や、煩雑なインストール作業が必要です。
その点、ConoHa AI Canvasはアカウントを登録すれば、クラウド上ですぐに画像生成を始められます。
面倒なインストール作業や専門的な知識は一切不要で、Webブラウザさえあればアクセスできる点が魅力です。
3. クラウドストレージに保存できる

生成した画像は、すべてConoHaのクラウドストレージに自動で保存されます。
自分のパソコンやスマホの容量を圧迫する心配がなく、必要な画像はサービス内のファイルマネージャーからいつでもダウンロードが可能です。
複数のデバイスからアクセスすることも可能なので、過去の作品を管理しやすいでしょう。
ただし、Checkpointなど容量の大きいデータを複数保存していると、空き容量がすぐ埋まってしまうので注意してください。
4. 拡張機能に対応しカスタマイズ性が高い
ConoHa AI Canvasは、カスタマイズ性が高い点も強みの一つです。
通常、オンラインで提供されている画像生成サービスの多くは、使えるモデルや拡張機能が限られています。
しかし、ConoHa AI Canvasはファイルマネージャーをとおしてファイルをアップロードできるため、自前で手に入れたモデルなどを導入できます。

ポーズを指定できる拡張機能ControlNetなどを活用することで、生成する画像の幅を広げられるでしょう。
初期状態でもモデルが用意されている
モデルを自分で用意しなくても、WebUIを初期起動した時点でいくつか用意されています。
2025年8月20日時点で用意されているCheckpoint(モデルデータ)は以下のとおりです。
モデル名 | 特徴 |
---|---|
512-inpainting-ema | 512px画像の修復に特化 |
animagine-xl-4.0 | アニメ特化 |
flux1-schnell-fp8 | 高速生成&高品質 |
fudukiMix_v20 | 日本風スタイル |
realDream_15SD15 | リアル系 |
sd_xl_base_1.0 | Stable Diffusion XL 1.0(ベースモデル) |
sd_xl_refiner_1.0 | Stable Diffusion XL の精錬用(リファイナー) |
v1-5-pruned-emaonly-fp16 | Stable Diffusion 1.5 の軽量版 |
v2-1_768-ema-pruned | Stable Diffusion 2.1 の768px対応版 |
yayoiMix_v25 | 日本人リアル美女に特化 |
Stable Diffusionを使い慣れていなければ、まずは用意されているモデルから選んでみてください。
5. 商用利用できる
ConoHa AI Canvasで生成した画像は、商用利用が公式に許可されています。
利用規約によると、生成した画像の著作権はユーザーに帰属するとのことです。
ただし、使用するモデルや画像によっては、他者の著作権を侵害する可能性があります。
生成物による責任や損害はすべてユーザーが負うため注意してください。

ConoHa AI Canvasの料金プラン

ConoHa AI Canvasには料金プランが設定されており、完全に無料利用することはできません。
ここでは、具体的なプラン内容や課金の仕組みについて、以下の順で解説します。
- 料金プランは3種類
- 無料時間内であれば支払いは基本料金のみ
- 無料時間を超えると従量課金制となる
- 月初めに無料時間がリセットされる
1. 料金プランは3種類
ConoHa AI Canvasの料金プランには、エントリー・スタンダード・アドバンスの3種類が用意されています。
プランによる月額の基本料金や無料時間、ストレージ容量の違いは以下のとおりです。
プラン名 | 月額料金(税込) | WebUI無料時間 | ストレージ容量 |
エントリー | 1,100円 | 10時間 | 30GB |
---|---|---|---|
スタンダード | 4,378円 | 50時間 | 100GB |
アドバンス | 9,878円 | 100時間 | 500GB |
どのプランを選ぶかによってコストパフォーマンスが変わるため、自分の使い方に合ったプランを選択してください。
2025年8月31日まで料金500引きキャンペーンが実施されています!
2. 無料時間内であれば支払いは基本料金のみ
ConoHa AI Canvasの料金は、基本料金と従量課金の組み合わせで設定されています。
各プランに設定されている無料時間内であれば、かかる費用は月額として設定されている基本料金のみです。
たとえばエントリープランの場合、月に10時間までの利用でかかる料金は1,100円となります。
3. 無料時間を超えると従量課金制となる
プランごとに設定された無料時間を超過した場合、1分あたり6.6円(税込)の従量課金が発生します。
従量課金に上限はなく、長時間利用すると料金が高額になるため、使いすぎには注意が必要です。
WebUIを停止し忘れると意図せず料金がかかってしまうので、利用する際は気を付けましょう。
なお、KonoHa AI Canvasには未操作時に自動でWebUIを停止するタイマー機能が備わっています。

4. 月初めに無料時間がリセットされる
プランに含まれる無料利用時間は、毎月1日にリセットされます。
前月に使い切れなかった無料時間は翌月に繰り越すことはできません。
従量課金は1時間あたり396円となるため、できるだけ無料時間の範囲内で利用するのが賢い使い方です。
月末に利用状況を確認して翌月のプランを見直すなど、計画的にプランを決めると良いでしょう。
ConoHa AI Canvasの使い方・生成手順

ここでは、ConoHa AI Canvasで画像生成を始めるまでの流れを、以下の4つのステップで解説します。
- アカウントを作成する
- 料金プランや必要な情報を登録する
- WebUIを起動する
- プロンプトを入力して画像生成する
STEP1. アカウントを作成する
最初に、ConoHaアカウントを作成してConoHa AI Canvasにログインします。
以下のリンクから公式サイトにアクセスして「お申し込み」ボタンからアカウントを作成してください。
※ IDを指定してください。
メールアドレスとパスワードを設定し、認証を済ませるだけでアカウント作成は完了します。

すでにConoHaの他サービスを利用している場合は、上部タブを切り替えてログインしましょう。
STEP2. 料金プランや必要な情報を登録する

ConoHa AI Canvasにログインできたら、画面の指示に従って以下の情報を登録します。
- 利用する料金プラン
- 氏名などのお客様情報
- 支払い方法(クレジットカードまたはConoHaチャージ)
支払い方法で、銀行決済やコンビニ払いなどを利用したい場合はConoHaチャージを選択してください。

必要な情報を登録できると、そのままコントロールパネルのダッシュボード画面に移動します。

STEP3. WebUIを起動する
ダッシュボード画面の「WebUI起動」ボタンを押してWebUIを起動します。
ただし、登録した直後はWebUIが自動的に構築されているので、処理が終わるまで待ちましょう。

WebUI起動ボタンを押すと表示される認証情報設定画面で、以下の項目を設定してください。
項目 | 設定内容 |
---|---|
起動するWebUI | Automatic1111 または ComfyUI |
ユーザーネーム | WebUIを開始するときに入力するユーザーネーム |
パスワード | WebUIを開始するときに入力するパスワード |
ComfyUIは中上級者向きなので、まずはAutomatic1111から使ってみると良いでしょう。
「起動」ボタンを押してWebUIの画面が表示されたら、設定したユーザーネームとパスワードを入力して生成画面を開きましょう。

セキュリティ上の理由により、ユーザーネームとパスワードは毎回設定する必要があります。
STEP4. プロンプトを入力して画像生成する
WebUIの生成画面が開いたら、プロンプト(画像生成の指示文)を入力して画像を生成します。

入力後に右の「生成」ボタンを押すと、入力したプロンプトやパラメータに応じた画像が生成されます。
生成された画像はファイルマネージャーのoutputフォルダ内に自動保存されるので、良い結果が出力されたらダウンロードすると良いでしょう。

ファイルマネージャーは、コントロールパネルのWebUI起動ボタンの横にある「詳細情報」を押すと表示される「ファイルマネージャー」ボタンから開けます。
終了時は画面上部の終了ボタンを押す
画像生成を終えてWebUIを閉じるときは、画面上部の「WebUI終了」ボタンを必ず押してください。

ここで終了ボタンを押さなければ、ウインドウを閉じても内部的にWebUIは起動し続けます。
利用していないのに無料時間を消費してしまうので、終了ボタンを押して終わらせる癖をつけましょう。
ConoHa AI Canvasに関するQ&A

ConoHa AI Canvasに関する、よくある質問と回答を紹介します。
- WebUIは日本語化できますか?
- 画像生成にはどれくらい時間がかかりますか?
- プラン変更や解約はどのように行えますか?
- 商用利用できますか?
- オンラインの画像生成サービスとの違いは?
- LoRAやControlNetの導入方法は?
WebUIは日本語化できますか?
Automatic1111とComfyUIの両方とも、初期状態で日本語表示に設定されています。
プロンプトを日本語で入力することも可能です。
ただし、プロンプトは日本語よりも英語のほうが高精度なので注意しましょう。
画像生成にはどれくらい時間がかかりますか?
ConoHa AI Canvasでは、基本的に数秒から数十秒程度で1枚の画像を生成できます。
高性能なGPUが使われているので、快適な速さで画像を生成できるでしょう。
ただし、解像度を高くしたり、複雑な処理を要求したりすると、数分かかる場合もあるので注意してください。
プラン変更や解約はどのように行えますか?
コントロールパネルで申請することで、いつでもサービス解約やプラン変更ができます。
WebUI起動ボタンの横にある「詳細情報」から、解約予約またはプラン切り替えを実行してください。

どのタイミングで申請しても実際に反映されるのは月末となる点に気を付けましょう。

商用利用できますか?
はい、ConoHa AI Canvasで生成した画像は商用利用が可能です。
利用規約で、商用目的で利用できる旨が明記されています。
第3条(ConoHa AI Canvasの利用)
引用元:ConoHa AI Canvas利用規約
- 会員は、本規約に同意し、これを遵守する限りにおいて、ConoHa AI Canvasを非商用及び商用の目的で利用することができます。
ただし、第三者が著作権を持つ画像を入力として使用した場合や、利用するモデル自体のライセンスに商用利用の制限がある場合は、権利侵害になる可能性があります。
トラブルを避けるためにも、利用する素材やモデルの規約は事前に確認しましょう。
オンラインの画像生成サービスとの違いは?
他の多くのオンライン画像生成サービスとの主な違いは、自由度の高さと料金体系にあります。
無料サービスにありがちな生成枚数の制限がなく、プランの無料時間内であれば何枚でも生成可能です。
また、自分で用意したモデル(CheckpointやLoRAなど)や拡張機能を自由に追加できるため、カスタマイズ性が非常に高いです。
自分だけの画像生成環境を構築したいクリエイターにとって、大きなメリットと言えます。
LoRAやControlNetの追加方法は?
CheckpointやLoRA、ControlNetなどのモデルデータを追加するには、ファイルマネージャーを使います。
コントロールパネルからファイルマネージャーを開き、指定されたフォルダにファイルをアップロードしてください。
モデルデータの種類 | ファイルの配置場所 |
---|---|
Checkpoint | home/data/models/Stable-diffusion |
LoRA | home/data/models/Lora |
ControlNet | home/data/config/auto/extensions/sd-webui-controlnet/models |
ControlNetの拡張機能をインストールしていない場合は、先にWebUI上の「拡張機能」タブでControlNetを追加しましょう。
まとめ
本記事では、ConoHa AI Canvasの特徴や料金プラン、使い方などを解説しました。
- ConoHa AI Canvasは、ブラウザ上でStable DiffusionのWebUIを使えるサービス
- 専門知識や高性能PCがなくても手軽に始められる
- CheckpointやLoRAなどを自分で追加できるためカスタマイズ性が高い
- 生成した画像は商用利用が可能
- 料金プランは3種類あり、無料時間やストレージ容量が異なる
ConoHa AI Canvasは、画像生成AIの初心者から本格的に活用したい上級者まで、幅広いニーズに応える優れたサービスです。
さまざまなモデルや設定を試したくなったら、ぜひConoHa AI Canvasでの画像生成を検討してみてください。